夫婦岩 (めおといわ)  (志楽)(しらく) 19

鹿原かわら金剛院こんごういんにほど近い国道筋の橋のたもとに鹿原神社がある。

 ここには、大きなケヤキが数本ある。そのケヤキの下にいつのころか、きみょうで大きな石が二つならんでいる。せの高い方は上が丸くて、下が細くなっており、 「康伸やすのぶ」の文字がうすく読める。となりの石は丸くて太くせが低く、どうしたわけかまん中にさけ目が入っている。この二つの石は 「夫婦岩めおといわ」とよばれ、これをおがむと子宝に恵まれるとして、むかしからいわれ子だからにめぐまれない、めおとにあついしんこうをうけている。

 国指定文化財 所有管理者 金剛院 所在地 字鹿原595
    区   分       名      称  制作年代
(重文)建造物 金剛院塔婆(こんごういんとうば)  室 町
(重文)絵画 薬師十二神将像(やくしじゅうにしんしょうぞう)  南北朝
(重文)彫刻     阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)  平 安
(重文)  彫  刻 増長天立像(ぞうちょうてんりつぞう)  平 安
(重文)  彫  刻 多聞天立像(たもんてんりつぞう)  平 安
(重文)  彫  刻 深沙門天立像(じんじゃたいしょうりつぞう)  鎌 倉
(重文)  彫  刻 執金剛神立像(しゅこんごうしんりつぞう)  鎌 倉
(重文)  彫  刻 金剛力士立像(こんごうりきしりつぞう)  鎌 倉
 天然記念物 カヤ(榧)  金剛院